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リモコンスピーカーセレクタを作ろう (計画編その2)

前回のエントリでリモコンスピーカーセレクタを作ろうと思い立ったわけですが、部品関係をあたっているうちにいよいよ現実味を帯びてきました。そこでもうすこし細かいところまで考えてみようと思います。

 仕様としては①入力されたアンプの信号をスピーカー1、スピーカー2に切り替えて出力する ②現在選択されているスピーカーをLED表示でわかるようにする ③本体を見えないところに隠しても動作するようにリモコン受光部はケーブル引き出し式とする

こんなところでしょうか。上記を踏まえ、簡単な回路図を書いてみました。

スピーカーセレクタ.jpg 

12VのACアダプタから出力された電圧をDC-DCコンバータで5Vに降圧、リモコンリレーユニットの電源とします。

メインリレー、動作表示用リレーはリモコンユニットの出力接点が閉じたときに動作します。つまり電源がない、またはメインスイッチが切れた状態ではスピーカー1が常に選択された状態となります。図面では接点が1つですが省略して書いてあります。実際には接点数は4、端子数は12となります。

ACアダプタをつなぎ、メインスイッチをONにし、リモコンを操作した時点ではじめてスピーカー2に切り替わります。構造を簡単にするための動作なので手動での切り替えも可能とするようにトグルスイッチも追加してリレーと並列に接続したほうがいいかも?・・・まあ困ったらそのとき考えます。

次に表示用のLED、メインのリレーと同じ考えです。LEDの電流制限用に680Ωの抵抗を入れます。

DC-DCコンバータは安定用にコンデンサ2つ、インダクタ1つを前段に入れます。なくても動くんでしょうけど定石なので。

リモコン基板上のIR受光モジュールの足から線を引き出し、ケース用ステレオジャックに接続しIR受光延長ケーブルの取り付け用とします。

回路図ができたので部品リストを作ります。部品の選定って結構楽しいですよね。

 


品名 型式 メーカー 員数 入手先
汎用アルミケース MB-7 タカチ電気工業 1 部品屋ドットコム
       
ACアダプタ NP12-1S1210 go forward 1 秋月電子通商
       
メインスイッチ(トグル) 1MD1-T1-B1-M1-Q-N Cosland 1 秋月電子通商
2.1mmDCジャック MJ-14 マル新無線 1 秋月電子通商
DC-DCコンバータ M78AR05-0.5 minmaxtechnology 1 秋月電子通商
コンデンサ 4.7μF/50V ルビコン 2 秋月電子通商
インダクタ 10μF TOKO 1 秋月電子通商
ユニバーサル基板 72x47 矢島製作所 1 秋月電子通商
ステレオジャック MJ-037H マル新無線 1 秋月電子通商
赤外線リモコン受信モジュール OSRB38C9BX-W150CM OptoSupply 1 秋月電子通商
コネクタ付コード2P(D)     1 秋月電子通商
       
リレー MY4N DC12 omron 1 マルツオンライン
リレーソケット PYF14A omron 1 マルツオンライン
       
リモコンリレーユニット     1 amazon
       
スピーカー端子 X9-7RB   2 amazon
       
リレー(表示LED用) 941H-2C-12D HSIN DA 1 秋月電子通商
LED(緑) SLP-720H 豊田電子 2 秋月電子通商
カーボン抵抗 680Ω     2 秋月電子通商

とまあこんな感じになります。真面目に積み上げたら部品だけで1万円近くなってしまいました。まあそこはDIYの柔軟さ(いい加減さともいう)手持ちジャンクやハードオフを駆使すれば当初のもくろみ通り5000円くらいでできそうです。
 
週末にパーツショップやハードオフをぶらぶらしてみることとします。
 
それではまた。 

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